2年生の必修科目となる「減災社会デザインプロジェクト」という講義の一環で、大学の近くに建設中の遠州フォレストエナジー発電所を見学しました。この発電所を建設・運営する遠州フォレストエナジー合同会社さんは、静岡県産の未利用間伐材を中心とした国産材を100%利用した7,100kWの発電所を計画しており、2024年12月の運転開始を目指しています。災害のリスクを最大限に減らすために、建設の際には、地盤改修工事や稼働時の冷却水・雨水を安全に排水する工事を特に重視し進めたそうです。国内外の様々な現場を経験し本工事をまとめているM氏は「どんな建物が建設されても、それを支える部分が弱点となってはいけない。土木技術の大切さを感じている。また、現場毎に適切な工法を見つけ、最大の配慮をしている。」とおっしゃられており、本学の2年生達が真剣に話を伺っている姿がとても印象的でした。また、土木工学は、環境に配慮した仕事とも直接関わることができる「Sustainable(サステナブル)な学問」だと感じました。 (土木工学科 居波)
活動報告
2024.05.16