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専門分野

水理 集中豪雨 降水・流出過程 河川整備・洪水対策 田んぼダム 魚道・利水 湖沼・水域生態系 湧水・水資源 海岸整備 漂砂 護岸・離岸堤 防潮堤・津波対策 海洋生態系 流域治水
水理
豪雨災害、河川の氾濫や津波などの水害対策を検討すると共に、
水と親しむ豊かな暮らしを創生します。 水理研究室(松本 健作)
水域環境学研究室(居波 智也)
集中豪雨
集中豪雨などの激甚降水は様々な災害を引き起こします。
この降雨の激甚化は近年頻発傾向に有り、気候変動の影響と考えられています。これからの水のコントロールは、この気候変動対応策と一体となって取り組む必要があります。
降水・流出過程
降水(降雨・降雪)が地表流や地中浸透流となって河川水となって現れる現象を流出とよびます。
このメカニズムは地域毎に様々であり、解明が難しい現象ですが、治水計画上の基礎情報となる重要な検討課題です。
河川整備・洪水対策
河川水は多すぎると洪水氾濫を引き起こしますが、少なすぎると渇水となるため、最適な量を常に維持し続けるよう常にコントロールされています。河川堤防はそのための最重要施設であり、河川堤防の健全性に関する様々な研究が盛んに為されています。
田んぼダム
降水の一部を河川に流さず一時的に貯水することで治水効果を高める試みが研究されています。その一つが「田んぼダム」です。
様々な立場の人々が協力して地域を守る試みであり、近年多発する水災害の対策として注目されており、ここ袋井市でも地域住民、行政及び大学との連携で先進的研究を進めています。
魚道・利水
河川は農作地への給水や漁業など、様々な利水目的で利活用されています。魚道はそのひとつであり、多くの河川では、その側方に魚類専用の遡上可能な空間が整備されています。
湖沼・水域生態系
水域環境には湖や沼といった閉鎖性水域や浜名湖などの汽水環境などもあり、そこは生態系の宝庫となっています。
これらを適切に管理し、生態系のバランスを崩すことなく、自然環境と共生した人間にとっての快適な水域環境を創生します。
湖沼・水域生態系
河川と共に、人間にとっての重要な淡水資源に地下水があり、その賦存量は河川を大きく上回るものです。富士山麓には全国有数の山湧水群があり、この湧水の水質やその利活用、そこに生息する生物の生態系研究など、地下の水資源に関する様々な検討が為されています。
海岸整備
私達のくらしを支える重要な水環境に海岸があります。
港湾や漁港といった産業利用のみでなく、海水浴場や各種レジャー空間として、私達の暮らしに密接にかかわっています。
漂砂
海岸は、河川からの土砂供給と、沿岸域の各種流動現象の影響で常に侵食・堆積が繰り返されています。
このバランスが崩れると海岸が消失し、港機能が麻痺するなどの事態となります。水中を漂うように移動する漂砂(ひょうさ)などを対象に、この管理のための様々な研究が為されています。
護岸・離岸堤
海岸は常に波浪に晒されてるため、海岸堤防をはじめとした護岸対策によって守る必要があります。海岸堤防には岸から離れた海域に設置する離岸堤など様々な種類があり、それぞれ特殊な機能で海岸を守っています。
防潮堤・津波対策
沿岸域の主要検討事項に津波対策があります。
通常の波浪対策では防御しきれない激甚な津波の襲来に対して住民の避難時間をできるだけ生み出すための防潮堤が建設されています。
また堤防という施設によるハード対策のみでなく、住民の効率的な避難による減災策を検討するソフト対策も検討されています。
海洋生態系
河川・湖沼と並ぶ生態系の宝庫が海洋です。
未だに新種生物が発見され続け、その中から人間の生活に利用できる新しい知見が発見され続けています。
海洋は、健全な生態系サービスのうえに築かれる持続可能な社会を創生するための重要な研究フォロンティアです。
流域治水
昨今の激甚水害の頻発を受け、我が国では現在河川のみでなく、
地域社会全体で治水に取り組む「流域治水」が検討されています。
静岡理工科大学土木工学科では、未来の先進的治水都市創生に向けた様々な研究に取り組んでいます。

専門分野一覧

構造

構造

構造物の設計や、
社会インフラの維持管理技術及び
安全性診断技術の向上に取り組みます。

構造デザイン研究室(冨永 知徳)

水理

水理

豪雨災害、河川の氾濫や津波などの
水害対策を検討すると共に、
水と親しむ豊かな暮らしを創生します。

水理研究室(松本 健作)
水域環境学研究室(居波 智也)

地盤

地盤

「土」を学び、「地盤」を理解する。
地盤災害メカニズムを検討し,
最適な対策を考える。

地盤防災工学研究室(中澤 博志)

計画

計画

安全性や利便性、環境といった観点から
まちづくりを検討し、
都市や交通のデザイン手法を学びます。

建設・防災マネジメント研究室(松本 美紀)
モビリティデザイン研究室(鈴木 一史)

材料

材料

社会インフラの基礎となる
コンクリート等などの機能性向上を図り、
新素材を開発します。

社会インフラ材料学研究室(西田 孝弘)

環境

環境

気候変動の影響がまちづくりに
及ぼす影響を調査し、
未来の都市創生を提案します。

地球環境・リモートセンシング研究室(マハパトラ ケダーナッシュ)